シフトタイミングインジケーター装着
前回はシートヒータースイッチの装着レポートを行いました。その後、助手席着座センサーの移植、電動リアポップアウトウインドウユニットおよびスイッチの装着、フロントシートラゲッジネットの装着を行いましたが、早く作業を終えたかったため、写真を撮らずにさっさと終了させてしまいました。今回は、他の方でも興味を示されるのではと思いましたので、しっかりと報告させていただきます。タイトルのとおり、今回はシフトタイミングインジケーターの装着です。任意にセットした回転数以上でLEDがビカビカ光るもので、国産車の皆さんは結構取り付けてはるみたいです。BMWでは私の知る限り装着例はごくわずかしか聞いたことがないですが、サーキット走行されている方なら既に大勢いらっしゃるかもしれません。

(写真1)
写真がそのモノで、メーカー、商品名は「Pivot Auto SHIFT LAMP-M」で、LEDはホワイトタイプです。発行色は他にレッド、ブルーがあります。ヤフオクで購入しましたが、大型カー用品店で確か7,800円で売ってたと思います。この製品は、本体、インジケーターが非常にコンパクトなうえに、回転数の検出はシガーソケットで取れるため、DIYが面倒な方であれば、あとはインジケーターを見やすいところに両面テープで貼れば簡単にできます。購入時早速テストしてみましたが、設定回転数が狂うこともありません。LEDも直視できないくらいまぶしく点滅します。あるいはACC電源で取れると説明書にありますので、シガーソケットが使えない方でも電源さえ取れば簡単にできると思います。でも、レポート報告する以上、ここはもう一工夫させた取り付け方法をご紹介させていただきます。
ズバリ、インジケーターをメーター内に仕込みました!!。以前isに乗っていたとき、メーターパネルの真ん中がASC作動時に光っていましたが、M3だとその部分が、//Mマークとなり、昼間はともかく夜間照明では真っ暗です。イルミと連動して当然光るものと思っていたので、最初はバルブ切れかと思いました。夜乗るたびに、寂しい、何とか光らせたいとずっと考えておりましたが、たまたまこの製品が目にとまり、これやっ!!と思いました。我ながらグッドアイデア!!と、早速以前に予備で買っていたメーターパネルで、取り付け可能かどうか検討しました。が、//Mマーク部分は厚みがあり、裏側から透かしてみても真っ暗なことが判明。インジケーターはまぶしいくらいに明るいので、//Mマーク部分に当ててみましたがかろうじて光ってるかな、程度のため、残念ながらその場所はあきらめました。(メーター分解して薄く削れば可能だと思いますが、純正部品は加工したくなかったため。)そのため、他の警告灯で空いている部分を探すと、タコメーターのやや左下、ABS警告灯の左側にビックリマークを歯車が取り囲むような絵がある部分が空いていたので、タコメーターの下だし違和感もないかと思いそこに決めました。そのほかにもスピードメーター側に2箇所取り付け可能な場所(牽引マークとチェックエンジン表示)があります。他にも空きがありますが、//Mマークと同様光が透けません。
いよいよ取り付け作業に突入ですが、買ったままの状態では装着できませんので、購入後わずか30分程度でインジケーターをリューターで削り、バルブの差し込み口と同様の形状に加工しました。最初はニッパでおおまかにバキバキとカットし、あとは現物あわせで削っていきます。

(写真2)
この形状まで仕上げるのに約30分かかりました。元の形状から大分削ってます。私の場合、メーターパネル以外にも内装品の予備も何点か持ってますが、モディファイする際には予備があると非常に安心して作業ができますし、またモディファイの幅も広がります。
とりあえず、仮に取り付けてみたのが写真3です。

(写真3)
真ん中がそうですが、周りのバルブと比べても違和感ないですよね。我ながら上手くできたと感心しました。ちなみに、右上に空いている部分が、当初考えていた//Mマーク部分です。ちょっと残念。
さて、無事に付けられることも確認できたので、今度は実際に車での作業を行いました。まずはメーターパネルの取り外しです。

(写真4)
ステアリングを外さずにパネルを取り出すにはちょっとした工夫が必要です。実は先日、パネル照明の不具合によりメーターを取り替えましたが、そのときには結構な時間がかかりました。ということで、写真のメーターが元々の予備であり、写真3の方が、元々のメーターです。なお、余談ですが、このメーターパネルは部品取車として購入された方より譲り受けましたが、なんせ登録台数の少ない車ですので、いろいろと情報収集しているうちに、なんと、某CF会員さんの車の部品であることが判明しました。となると、私の場合、ドナーよりかなりの臓器を移植していただいたことになります。(笑)
次に足元のパネルを外し、先ほど加工したインジケーターを足元からパネル裏側へ通し、メーターに付けました。あとは電源の配線処理と本体をどこに取り付けるかです。とりあえずの仮装着が写真5です。

(写真5)
あらためてエンジンをかけて試して見ましたが、結構おもしろいですよ。写真を何枚か撮ってみたのですが、点滅するために何度試してもタイミングが合わず写りませんでした。完成時に再度トライしてみます。
さて、本体の取り付け場所ですが、実は購入前から悩んでました。候補として、1.メーターパネル部分、2.足元カバーの左右どちらか、3.アッシュトレイ加工取付、4.アームレスト裏側加工取付、5、グローブボックス内、6.その他、を挙げました。あとは私のDIYの拘りとの兼ね合いですが、何かというと、1.純正部品はできるだけ加工しない、2.配線は外から見せない、かつ見えない配線もできるだけきれいに処理する、3.社外品はできるだけ純正部品のように加工して取り付ける、です。
そのため、取り付け箇所としては、5.ないし6.となりました。実際グローブボックス内が一番いいかなと思いましたが、配線処理のためボックス内に若干穴あけ加工が必要なことと、上手く加工してもボックス内に配線が見えること、発光タイミングを変更する際に操作しにくいこと、インジケーターの配線がそのままではボックスまで届かないことなどの問題があったため、結局あきらめました。
じゃあどこに取り付けるんや、ということですが、以前にも紹介しましたように、私の車には既に社外品の3連メーターが付いてますので、メーター下1〜2センチぐらいの平面部分に穴をあけ、本体のシフトポイント設定用ツマミ、照度調整ツマミのみが出てくるように加工しました。元々3連メーターの取り付け部分が純正加工品ですので、多少の加工は気になりませんし、加工といっても表から見れば小さい穴2つを開けるだけですから、これなら私の拘りの範疇に納まります。実際取り付けるための加工は大変で、結構時間がかかりました。バッテリーは勿論のこと、全ての配線を外してからの作業です。
まずは配線の取り外しです。シートヒータースイッチ関係と、リアウインドウスイッチ関係の配線が追加されているため、かなり複雑になってますので、取り外しの際には全てにタグを付けていきました。

(写真6)
また、前回のレポートでも述べましたが、あとあとの整備性をよくするために再度配線処理を行いました。写真7が処理前、写真8が処理後です。

(写真7)

(写真8)
以前はエレクトロタップが8コもあり、場所もかさばるためタイラップやスパイラルチューブなどで無理やりまとめておりましたが、それまでの部分を全て平型端子で繋ぎ直し、エレクトロタップは1つだけになりました。どうせならこれもやり直せばよかったのですが、手元に端子がなくなったため面倒くさくなり残しました。
次にユニット本体の取付加工とツマミ用の穴あけ加工です。そのまま穴をあけただけでは裏側の形状と本体が干渉してツマミが出てこないため、裏側をギリギリまで削りました。

(写真9)
その後現物合わせしながら穴をあけ、本体と合わせて見ると思ったとおりツマミが表に出てこず見えているだけです。このままではツマミが廻せません。
そのため、ツマミの改造が必要と思い、どうしたもんかと仕事も上の空で一生懸命考えました。四六時中考えているとアイデアって浮かぶもんですね。

(写真10)
そうです。シャーペンのキャップです!!。小さいシャーペンのアルミキャップを照度調整ツマミ用、もう1つがシフトポイント設定用です。こちらは0.3のシャーペンのキャップで、ちょうどキャップの頭に「B」の表示があるため、M3にはグッド!!と思いました。試しに取り付けた状態です。

(写真11)

(写真12)
穴あけ加工の際にキズがついたため、見栄えをよくするために黒色のワッシャーを貼りました。よし、これでいこうと思い、最初に照度調整ツマミ側を接着剤で取り付けている際に、Bツマミだと接着剤の流し方が非常に困難で、しかも一度取り付けてしまうと後で不具合があった場合に分解作業ができない、ということが判明いたしました。そのため、どちらも同じアルミキャップで作成いたしました。(この作業のため、シャーペン、ボールペン計4本を壊しました。)裏側の本体は両面テープでステーに貼り付け、上下からボルトで固定しました。ツマミ、本体の完成状況です。

(写真13)

(写真14)

(写真15)
ツマミの作動状況を確認すると、本体を固定していく際に微妙に角度が変わって照度調整ツマミの動きがシブくなってしまいました。が、照度調整など多分しませんし、頻繁にいじるであろうシフトポイント設定ツマミがスムーズに作動しているので、これでOKとしました。この後メーターおよび配線の取り付け作業を行いましたが、本体の配線は、説明書ではシガーソケットまたはACC電源となってます。しかし、今まで純正配線から分岐させたのは、エアコンパネルから取ったIG電源と、シガーライター横のイルミ電源だけでしたので、できればIG電源から取ろうと思いました。配線順序はIG電源⇒オンオフスイッチ⇒本体です。まず、本体に付いているシガーライタープラグはもういらないのでバッサリとカットし、プラス配線を3連メーターの大元となるIG用配線の端子に繋ぎ、スイッチを接続します。マイナス配線は、配線やり直しの際に1本にまとめました。これでメーター側の加工・配線作業は全て完了し、いよいよ車での装着を残すのみとなりました。取り外した直後との比較写真が次の2枚(写真16、写真17)です。もう1枚は完成後の裏側の配線です。配線はやり直したはずなんですが、やっぱりごちゃごちゃしてますよね。欲を言えばプリント基板を作成して、もっとすっきりとさせたいところです。配線図はいつでも作成できますので、どなたかやっていただける方おられませんでしょうか。(笑)

(写真16)

(写真17)

(写真18)
毎度のことながら、車での作業は夜遅い時間からの作業です。今回も11時から開始しました。近所迷惑!!。配線を繋ぎ直すだけの作業ですが、車中の狭いスペースのためなかなかやりにくいんですよね。それでもタグを付けていたおかげで割りとスムーズに終了しました。でもあとで厄介なことが・・・。

(写真19)
この状態で一度テストです。バッテリーを繋ぎ、まずは正しく配線されているかどうかのチェックです。メーター、シートヒーター、リアウインドウスイッチ、イルミの点灯状態、全て正常作動です。いよいよエンジンをかけて油圧計も作動確認した後、シフトポイント設定ツマミを動かしてアクセルを吹かしてみると、無事、点滅を始めました。
もしダメならACC電源かシガー配線から取り直す必要がありましたので、正直ホッとしました。既に真夜中ですし、作動確認のため何度もエンジンかけるのはちょっと・・・。これでようやく最終取り付けとなりました。

(写真20)
助手席側シートヒータースイッチの横に、今回のメインスイッチを取り付けました。その奥右がシフトポイント設定ツマミ、左が照度調整ツマミです。やはりこのツマミはいじることがなさそうです。こうして装着してみると、ほんまに控えめです。他の装着部品もそうですが、このようにレポートでも紹介しないと、時間と手間を思いっきりかけている割には全然その努力が分からないですよね。先ほど述べたDIYの拘りが本当にいいのかどうか悩むところです。
とりあえず完了したので、最後に時刻あわせのためイルミをつけたところ、何かがおかしいのです。アレッ、油圧計が真っ暗!!。ついさっき仮装着時にはイルミOKやったはず。装着時に配線が外れたのかと思い、再度外して確認しましたが正常です。バルブ切れ??という嫌な予感がして、同じバルブ形状の電圧計と繋ぎかえると点灯しました。やはりそうです。メーター本体でさえなかなか売ってないのにパーツだけとなるともはや絶望的・・・。一瞬にして先ほどの喜びはどこかに吹っ飛んでしまいました。といいつつ落ち込んでる場合やないんで、とりあえずバルブをよく観察すると、どこかで見たような形状です。そう、シガーライトとほぼ同じなんです。そのままでは無理ですが、上手く分解すれば可能だと思い、翌日ディーラーに買いに行くつもりで作業をいったんやめました。でも、そういえば予備のメーターにも形状は違うもののほぼ同じライトだったような気がしたので、あらためて観察すると何とか代用可能でした。(代用したものの結局ディーラーにバルブ買いに行きました。)
感想:ちょっとしたお遊びのギミックですが、実際に使ってみるとこれがなかんかのもんです。当初は//Mマーク部分に装着できなかったのが心残りでしたが、慣れてくると通常ブラックアウトしている部分が急に点滅するので視認性も非常にいいです。また、これは正常なのかどうか分からないんですが、エンジン始動時に一瞬点滅しますので、これも警告等の位置だと違和感がありません。でも本来の使い方としては、タコメーターを見なくてもいいためのものですので、場所が場所だけにタコメーター見た方が早いかも・・・。まあ、ギミックですからその辺はご愛嬌ということで。そうそう、何とか写真が撮れましたので、通常時、点滅時の写真です。

(写真21)

(写真22)

(写真23)
どうでしょうか。これならM3以外の車(is、Z3などのMT車、マニュアルシフト付きAT車)でも装着可能だと思いますので、興味を示された方は是非やってみてください。ただし改造のため、自己責任でお願いいたします。普通に装着するだけでも面白い製品だと思います。
私の場合、通常は3千回転に設定しておりエコラン対応させてますが、飛ばそうと思ったときにはもっと上の回転に設定し、点滅が消えないようにシフトするとスポーツ走行ができますよ。そうするとM3の場合サーキット走行ぐらいしか使えず、街中だと3速も放り込めないですが・・・。
以上、装着レポートでした。毎回、モディファイはもうこれが最後、と思いつつ、終わればすぐに次の作業を考えてしまうため、また何か面白いことでも思い付けば報告させていただきます。
追伸:6月1日デリバリーのM3C用ビルシュタインパフォーマンスキットを装着いたしました。メーカーさんいわく、オーダー第1号、装着第1号?とのことです。2周年オフミに参加予定ですので、その時にお披露目します。